「朝エアロバイクやってるけど、大丈夫なのかな……」「効果的に運動したいけど、いつが良いんだろう……」そんなモヤモヤを抱えながら運動している人は多いのではないでしょうか？
そんな疑問を解決するべく、エアロバイクをやるタイミングについて調査しました。「朝と夜」「食前と食後」メリット・デメリットをまとめました。
記事を読めば、運動をするべきタイミング・実施してはいけないタイミングがわかります。
後半は実際に1ヶ月続けてみた検証結果を書きました。体調・体重の変化を記録してますので、今後の運動計画の参考にしてみて下さい。
1番効果的なタイミングは？？
無理なく続けられるタイミングで運動をする。色々と調べた結果、これが結論であり正解になります。
「朝と夜」「食前と食後」実施タイミングによるメリット・デメリットがあります。一概にどちらが良いと結論づけるよりは、続けやすい方法で継続できることが1番大切なポイントになります。
少しだけ補足をすると、寝る直前と食後すぐは、やめておいた方が良いです。一部デメリットになる場合もあるので、後ほど詳細をお伝えします。
朝起きてからエアロバイクの効果
朝の運動はメリットが沢山。朝活の習慣さえ作れたら最高のルーティンになりますのでオススメです。メリット・デメリットになるケースを紹介します。
メリット｜朝起きてエアロバイク
■脂肪燃焼しやすい
■代謝UP！消費カロリー増
■すっきり活動的に
脂肪燃焼しやすい
一般的に脂肪が燃焼し始めるのは20分以降とよく耳にする事があると思います。これは最初のエネルギー源として『炭水化物』を消費している為で、起床後の空腹に近い（炭水化物が少ない）状態の場合、いきなり脂肪燃焼からスタートできるのです。
朝起きた後、体内の炭水化物が少ない状態でエアロバイク運動をするのは、効率的な有酸素運動としてオススメ。
代謝UP！消費カロリー増
起床後は代謝が低い状態からスタートします。生活をしていく中で徐々に代謝が上がり、お昼以降に代謝のピークに達します。
もし朝からエアロバイク運動をした場合、朝から代謝を上げる事ができます。それ以降は消費カロリーがUPするボーナスタイムに突入します。代謝が上がれば太りづらい体質にもなりますので、ダイエット目的の場合これは嬉しい効果です。
すっきり活動的に行動できる
起床後は「副交感神経＞交感神経」の状態でスタートします。こちらも徐々に交感神経優位に変わっていくのですが、朝エアロバイクによって一気に「副交感神経＜交感神経」に切り替える事が可能になります。
体温も上昇し、気分も健やかになり、これから仕事を控えているサラリーマンは、朝からトップギアで活動的に行動できます。
デメリット｜朝起きてエアロバイク
■筋力が低下する場合もある
■日中眠くなる
筋力が低下する場合もある
朝から全く何も口にしていない完全な空腹状態で運動するのはNGです。筋肉を分解してエネルギー源になってしまいます。筋力低下・代謝の低下とデメリットが大きくなります。
完全な空腹状態の運動は低血糖症を招く可能性があるので危険です。起床後バナナやゼリーなど軽く口にしてから運動をするようにしましょう。
日中眠くなる
朝早く起きて運動している分、日中眠くなる可能性があります。運動直後は脳も活性化しているのですが、昼食後あたりから睡魔に襲われる事もあります。疲れすぎない程度の運動に留めるよう注意しましょう。
夜寝る前にエアロバイクの効果
夜のトレーニングは少しだけ注意も必要です。実施方法やタイミングによって睡眠の質に影響するので、そこだけ注意しましょう。
メリット｜夜寝る前にエアロバイク
■1日のストレスを発散
■睡眠の質向上（適度な運動時）
1日のストレスを発散
一定のリズムでエアロバイク運動をすると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。これはストレス発散につながり、一日のモヤモヤを解消してくれる効果があります。
1日の終わりを運動で締めくくるのは精神衛生的にもメリットがあります。
睡眠の質向上（適度な運動時）
適度に運動した場合、ほど良い疲労感と体温の上昇で睡眠への入りが良くなります。難しいのが、必要以上に運動すると、アドレナリンが分泌され、逆に睡眠の質は低下するので注意が必要です。
デメリット｜夜寝る前にエアロバイク
■睡眠の質低下（過度な運動時）
睡眠の質低下（過度な運動時）
ハードなトレーニングをした場合、アドレナリンが分泌され、脳が活性化します。布団に入ってもスムーズに眠りにつく事ができず、睡眠の質低下につながる懸念があります。一般的には睡眠3時間前までに運動を済ませるのが良いとも言われています。
食前にエアロバイク
食前に運動するメリットとして、脂肪燃焼効果に期待できます。運動で消費するエネルギー源を、体内の『脂肪』をエネルギーとして使われやすい為です。
デメリットは、完全空腹時に運動した場合に低血糖状態により体調不良を引き起こす恐れがあります。食前と言えど、軽く口にしてから運動をする事が重要です。
食後にエアロバイク
食後にエアロバイクをするメリットとして、食後１時間前後に実施する場合、エネルギーは食事で摂取した『糖』が使用されやすくなります。これにより血糖値の上昇を抑える効果に期待できます。
デメリットは、胃の消化活動が鈍る可能性があります。また運動中に気持ちが悪くなってしまう場合もありますので、食後は胃が消化に専念する為にも、適度に休息を取る必要があります。
【検証】実際に1ヶ月やってみた
「朝・夜」「食前・食後」このパターンで1ヶ月実際に運動を続けてみました。
朝起きて運動してみた
早朝5:30起床。軽くウィーダINゼリーを食べてから30分のエアロバイク開始！立派な朝活です。初日は眠かったですが、３日もすれば習慣化できました。
やっぱり寝起きという事もあって、夜と比較すると体の調子は上がりきらない感は有ります。朝は体温も低いのでこれは仕方なしです。
そんなこんなで2週間続けてみました……
運動➡︎シャワーから上がった後の爽快感がGOOD👍
充実した気分で１日がスタート。その後も活力が上がり、朝から活動的に行動できて良かった。
心なしか朝活を始めてから、１日の食欲を抑える事ができました。最初は眠いのと、お昼過ぎに眠くなる事があったのだけが注意。
夜に運動してみた
20時台のルーティンにエアロバイク運動を2週間続けました。朝と違って、最初から調子良く漕ぎ始めれました。
運動してお風呂に入り終わった後の「１日をやり遂げた感」⇦これは間違いなく感じる事ができると思います。
寝つきが悪くなる感じはしなかったです。適度にやれば問題ない印象。
ストレス発散できてる感がGOOD👍これは朝エアロバイクにはない感覚。仕事でストレスを抱えがちの人には本当にオススメ。
夜は面白いTVも多いので、ながら運動で無理なく続けられました。
食前に運動をした感想
朝は必ずウィダーINゼリーだけ飲んでから運動しました。食前とか関係なく、寝起きなので体のキレは良くないですが、エネルギーが足りない感じはしませんでした。
夜は食前でも全く影響無し。食前と言えど、全くの空腹状態ではないので快適に運動できました。
ハードな筋力トレーニングではないので、食前でもエネルギーが不足している感じは全くしなかった。確実に食後よりは快適に運動できた。
食後に運動をした感想
朝と夜のそれぞれ、しっかり食事を摂って食後30分以内に運動をしてみました。感想としては、うーーん正直これはオススメしないです……まずお腹が膨れてて運動に集中できない。いつものトレーニングを維持できません…
それでも2週間続けてみましたが、最後まで合わなかったです。何度か途中気持ち悪くなったので、食後の運動は個人的にはオススメしません。
食後は少し気持ち悪くなった。トレーニングの効率も落ちている感じがしたので、食後はある程度休んでからの方が絶対良いと感じた。
1ヶ月やってみた結果・感想まとめ
どのタイミングでも、効果が大きかったポイントは無し。逆にどのタイミングで実施しても一定の効果があった。
個人的には朝の食事前に運動するのが、自分の体とライフスタイルには合っていたと感じました。朝の爽快感と充実感は是非実際に一度体験してみて下さい。
まとめ
エアロバイクのタイミングはいつ運動するのにもメリット・デメリットがあります。
ただし重要なのは、自分のライフスタイルに合った1番続けやすいタイミングで運動をする事が何よりも大切です。
長く続けられる習慣を作る事こそが、体・健康にとって最大のメリットです。まずは色々試してみて、自分に合った運動サイクルを見つけましょう。
追記：その後朝エアロバイクにどハマりして、今も継続してます。
